鉄道会社に入社して2年経った今感じること
春ですね。
社会人になって2年が過ぎようとしています。
私は2年前に某鉄道会社に総合職技術系として入社し、
車掌や駅係員等の長い研修期間を経て、
今は鉄道設備の保守屋として働いています。
2年前に就職活動を始めた時、
正直、鉄道会社には全く興味がありませんでしたが、
・鉄道会社の勤務地は基本的に沿線上にあるため、転勤の可能性が低いこと
・インフラ業界であるため、会社が比較的安定していること
・給料もそこそこで、残業が少ないこと(これは入社前のイメージ)
等の理由から鉄道会社を志望し、数回の面接を経て内定を頂きました。
就職活動を始めるにあたって私が最初に考えたのは、
“自分の興味のある分野や、やりたいこともあるけど、
1番叶えたいのは、将来の幸せ家族計画を遂行できる企業に就職したい。”
というものでした。
私の夢は『あたたかい家庭を築くこと』なのです。
というのも私の実家がそうでした。学校から帰れば、自営業を営む父、母が家に居て、夜は家族みんなで食卓を囲んでの晩御飯。学生時代から、私はこの光景こそが幸せだと感じていました。そして、将来自分もそういう家庭を築きたい。そういう想いがあったため、夢を叶えることができる企業に勤めたい。それこそが就職活動の軸となっていました。
そして入社から2年経って、今の会社に就職して思うのは、
・残業が少なくても飲み会が多い
・夜勤があり、勤務時間も不規則
・転職しようにも鉄道会社以外で活かせるスキルの習得機会が少ない
・体質が古い
・前例踏襲の考え方であり、新しいことにチャレンジするという雰囲気がない
などです。
偶然にも今は全国的にも新しい工事を任されている環境にありますので、やり遂げたいという気持ちを持って日々臨んでいますが、この生活の末に思い描いている環境を手に入れることができるのか、不安な気持ちがなくなることはありません。
生活の面では、
夜勤があるのに飲み会も行けば、夜家に居ないことが自然と多くなってしまいます。自分という軸をしっかりと持ち、流されて行くような飲み会はなくし、必要不必要を判断して、上手く世渡りする必要性を感じています。家庭を重視するために、最悪の場合、嫌われる勇気も必要なのかもしれませんね。
また、仕事の面では、
もっと新しい分野に挑戦したい。仮に自分が担当できないとしても、常に挑戦的な会社に勤めていたいものです。会社の安定なんて自分にスキルさえあればどうでも良いことだなと今は感じています。会社が潰れても自分のスキルが無くなることはないからです。転職が当たり前の時代、自分にスキルさえあれば求人は必ずあるはずです。
就職活動をしていた頃の自分に今一番言い聞かせたいことかな。あの時は就職という環境の変化を前に少し保守的な自分が居たのだと思います。